トイプードルの色が、成長と共に変わるのを知っていますか?
街を歩いていると見かけることが多いトイプードルですが、色々な色の子がいますよね。
この子の色は何色なんだろう?もとはどんな色だったのかな?なんて、気になったことはありませんか?
トイプードルの色の種類と色の変化や、防ぐ方法について調べてみたのでご紹介します。
トイプードルは成長と共に色が変わる?
JKC(ジャパンケンネルクラブ)の登録頭数が、2008年以降、不動の1位に輝き続ける人気の犬種プードルですが、ブラックとホワイト以外の毛色のトイプードルは成長と共に色が変化してきます。
これを退色といいます。
退色は、個体差があるものの、早いと生後数か月から、多くは1歳過ぎ~2.3歳くらいまでには退色が始まります。
退色のスピードや色が抜ける範囲にも個体差があり、急速に退色する場合もあれば、ゆっくりと退色していく子もいます。
抜ける範囲も、部分的に抜けたり、全体に抜けたりと様々です。
なぜ、退色は起きるのでしょうか?
はっきりした理由は分かりませんが、
- 栄養不足
- トリミング時にバリカン使用した
- ストレス
- 屋外で日に当たることによる日焼け
- シャンプーのやり過ぎによる傷み
などが、考えられます。
退色を防ぐ方法は?
退色が起こる可能性がある原因を1つずつ取り除くことにより、退色を遅らせたり、予防にもなります。
- 良質のたんぱく質を摂り、栄養素のバランスの取れたフードを与える
- 住環境や生活を見直し、ストレスの原因と考えられるものを取り除く
- 紫外線が強い季節の散歩時は、朝夕の日差しが強くない時間帯にしたり、UVカットの洋服を着せる
生まれたままのカラーをシニアまで維持することは難しいですが、日ごろの生活を見直すことで、少しでも遅らせることが出来るかもしれません。
トイプードルの色の種類
JKCの公認のカラーは現在14色あります。
トイプードルの基本カラーの、ブラック・ホワイト・ブラウンの3色。
中間色のレッド・アプリコット・シルバー・ベージュ・シルバーベージュ・シャンパン・カフェオレ・クリーム・ブルー・シルバーグレーがあります。
プードルの退色の例として
ブラウン→カフェオレ
レッド→アプリコット
アプリコット→クリーム
の様な変化があります。
我が家の場合
退色のスピードには、遺伝的要素も大きく関係します。
我が家の愛犬たちのブリーダーさんは、出来るだけ退色しない、濃いカラーの子を輩出すべく、日々努力されていますが、あまり退色していない濃いカラーの親から、退色しづらい子が生まれることもあれば、早くに退色し始める子も出たり、なかなか安定的に輩出するのは難しいようです。
ブリーダーさんから購入される場合は、両親やご先祖について聞いてみるか、見学できる場合は、見せてもらうと、将来この子がどのように成長するかの参考になるかもしれません。
我が家の長男をお迎えする際にも、両親とママの妹を見せてくださいました。
ママと妹は濃いブラウン、パパは薄いブラウンでした。
生まれた時は、ブラックなのでは⁇と思うほど、濃いブラウンの長男は、3歳までは濃いブラウンをキープし、3歳半~4歳の間に色が抜け始めましたが、比較的濃いブラウンの方だと思います。
色が抜け始めたタイミングで、多頭飼いになり、急に頭数が増えたことによるストレスがあったのと、部分的にバリカンでかなり短いカットスタイルにしていたことなど、思い返せば、退色を早める原因はあったかもしれません。
比べて、次女のブラウンも、同じくママは濃いブラウン、パパは薄いブラウンですが、1歳を過ぎた頃から色が抜け始め、4歳半の長男、1歳半の次女が同じくらいか、長男の方がやや濃いくらいになっています。
まとめ
我が家は、ブラウンとブラックの多頭飼いです。
トイプードルを飼い始めた当初は、いつまでも生まれたままの濃い色をキープして欲しいと思っていましたが、いざ退色が進んでくると、薄い色も良いなと思うようになりました。
濃い色の子は、お写真に表情が写りにくいのですが、ブラウンの2頭は退色が進んだことで、最近写真が撮りやすくなりました。
どんな色になっても可愛いわが子。
一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、気持ちも通い合い、可愛さも増しますよね。
退色も個性と思い、楽しみましょう。
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